2017年10月12日
こんにちは。野生動物&環境保護専攻担当の井上です。
友ヶ島実習のお話の続きです。
2日目の始まりはタイワンリスの観察です。
リスの活動時間は主に早朝と夕暮れ時。学生たちは午前4時半という、真っ暗な時間から準備、出発です。
一人ひとり散らばって観察しやすそうな場所を探し、リスが出てくるのを待ちます。
よく見ると木の上にいくつかリスの巣が見当られ、リスの姿も何度も確認できましたが、周囲の暗さもあって写真を撮ることができませんでした・・・残念。
それでも多くの学生がリスを確認できたようでよかったです。
代わりにシカが登場。誰?みたいな顔でこちらを見ていました。
そして突然のリスのお出まし。なんとなく目が合っているような??
移動中だったので、数人だけがこのリスを目撃できました。
磯にいる小魚や貝類などをじっくり観察。網を片手に走り回っていました。
今日見た貝などは、宿に戻ってから図鑑でしっかり調べます。
午後からは再び山に入り、植物の調査です。
自分たちでロープを張って、どんな木がどれくらいの間隔で生えているか、どんな風に葉が広がっているかなどを調査します。
野生動物&環境保護専攻の授業では度々行われるこの調査。
初めのころは、2年生がテキパキと作業するのを手伝うだけだった1年生も随分手際が良くなり、場を仕切る学生も。素晴らしい成長です。
一日歩き回ったり作業であったりとくたくたのはずですが、夕飯までの短い時間で持参していたMy道具で釣りにチャレンジなど、元気いっぱいな学生たちでした。
因みに、時間が短すぎたのか何も釣れませんでした。
明日はいよいよ最終日!島にいられるのはお昼までですが、どんな実習が待っているのか、次回の更新をお楽しみに!