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発見探検プロの仕事場〜卒業生からのことば〜ドッグトレーナー
ワンちゃんのための幼稚園「アットホーム」

ドッグトレーニングは飼い主と犬を幸せにする仕事。人と犬の信頼関係が一番大事!

メッセージ

ワンちゃんのための幼稚園「アットホーム」

[取材協力]ワンちゃんのための幼稚園「アットホーム」
兵庫県西宮市西田町1-7

少頭数制&小型犬中心で家庭犬のトレーニングを行う、ワンちゃんのための幼稚園「アットホーム」 。子供のころから犬が好きだった田中さんは、高校生の時に体験入学に参加。ドッグトレーニングをやってみて、犬と触れ合う楽しさを再確認したことがきっかけでこの道に進みました。専門学校を卒業後、経験を積み「アットホーム」を開店。「人と犬が生活するうえで問題となりやすいのは、トイレの失敗や無駄吠えなど。これらの問題行動は直りますし、若い犬ほど成果もあがりやすいので、なるべく早くトレーニングを始め、犬も飼い主さんも幸せになってほしい」と田中さんは言います。
犬と向き合えるよう、預かるのは一日8頭まで。叱らず褒める。どんな褒め方をすると犬が喜ぶかを見極めるのも重要なこと。田中さんは「大事なのは『人間とのトレーニングは楽しい』と犬に感じてもらうこと。そうすれば早く覚えてくれますし、何より犬が人間への信頼を深め、飼い主さんとの親密度がアップします」と語ってくれました。
犬を飼い始めたばかりの人は、わからないことだらけ。どこに相談して良いかわからず、悩んでいる飼い主さんも多いとか。そんな飼い主さんの話を聞いたり、アドバイスすることも大切にしています。

レポート

  • am 10:00

    お迎えは田中さん自らが行う。
    飼い主さんから、便の調子や食欲などをヒアリング。
    さらに歩き方や、耳の汚れなどを観察し、飼い主との交換ノートをチェック。
    その日のトレーニングプログラムのヒントにする。
    犬の具合が悪い場合は、病院へ行くようにとアドバイスするときも。

  • お迎えは田中さん自らが行う
  • am 11:00

    犬同士で遊びながら、社会的ルールを学ぶ。
    犬は群れで生活する動物だが、犬たちで遊べば社会的ルールを覚えるというものでもない。
    お互いに仲良くできるような健全な社会性を身につけるため、フィールド上には必ず田中さんか原田さんが入り、管理をする。

  • 犬同士で遊びながら、社会的ルールを学ぶ
  • pm 12:00

    お昼寝。
    ケージの中に進んで入り、おとなしく寝るのも、犬たちにとっては大切な訓練。
    電車での移動中や歩きまわれない様々な場面など、慣れない環境でハウスに入っていなければならないときも、ストレスを感じずに済む。
    スタッフの休憩時間でもあるが、必ず犬たちの様子を観察している。

  • お昼寝
  • pm 1:00

    格的な訓練の時間。「おすわり」「ふせ」「たって」「まて」「おいで」「ついて」など、基本的なしつけのほか、「おて」や「おかわり」なども。
    大いに褒めて、犬に楽しさを感じてもらう。
    それにより、さらに多くのことを覚えるようになるからだ。

  • 格的な訓練の時間
  • pm 3:00

    ブラッシングや歯磨き、足を拭く、耳掃除、爪切りなどの練習。
    何をされてもいやがらず身をまかせる「ボディコントロール」をしつけるのが目的。
    この合間に、飼い主さんとの連絡帳や交換ノートを記録。

  • 「ボディコントロール」をしつける・飼い主さんとの連絡帳や交換ノートを記録
  • pm 4:00

    飼い主自身によるトレーニング。アットホームに来ているときだけではなく、飼い主さんの前でもトレーニングの成果が発揮できるよう、公園で散歩の練習もする。
    連絡帳には、飼い主さんが家でもトレーニングできるよう「宿題」が出されている。

  • 飼い主自身によるトレーニング

今回協力いただいた卒業生たち

  • 田中さん

    田中さん

    ドッグトレーナー
    ドッグトレーナー専攻卒業
    前向きに取り組むことが大事。
    豊富な体験メニューから、やりたいことを見つけて。
  • 原田さん

    原田さん

    ドッグトレーナー
    ドッグトレーナー専攻卒業
    想像する以上に、楽しくて喜ばれる仕事です。勉強が難しくても、がんばって!

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